| サプリメントや健康食品などを、健康や若さを保つための一助として飲む(食べる)習慣をお持ちの方も多いかと思います。健康に関する情報のためのTVシリーズも数多く見られ、雑誌でも本当にたくさんの特集を組んでいます。ですが、私ども医療スタッフから見ると、「効果」に関しては多くの情報が得られる割には、「デメリット」や「注意事項」に関してはあまり報道されていないのでは、と危惧しています。 医師が処方する薬は、定期的に(半年から1年に1度くらいでしょうか)採血をし、肝障害を起こしていないかどうかを確認します。あるいは、会社で行う健康診断や人間ドックの結果をお持ちいただいてデータを確認したりしています。
サプリメントであっても肝臓で代謝されることでは薬と同じです。ですから、ご自身でお飲みになるサプリメントでも、本来は同様のフォローアップが必要なのです。何をどのくらい飲んで(食べて)いるのか、効果の程度や体調の変化などを、大まかでもいいから記録しておくことが大切です。
薬剤性肝障害の25パーセントが、サプリメントや健康食品による肝障害だといわれています。ウコン、アガリクス、カテキン、キトサンなどによる肝障害、目にいいと言われるブルーベリーや「十薬(じゅうやく)」ともいわれるドクダミによる皮膚病、安全性の高い栄養機能食品のビタミン剤も、適用量を超えて大量に飲めば腎機能障害を起こします。
サプリメントを健康のパートナーとして上手に服用するためには、決められた用量以上は使用しないこと、定期的に検査をすること、お子さんには、サプリメントといっても医師によく相談してから飲ませる(食べさせる)ことが重要です。安全で有効にサプリメントをご使用くださることを心から願っております。
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